東北地方の街道

東北の街道について

近世はじめに街道が整備されると、東北地方への入口として五街道のひとつである奥州街道が、江戸から白河(福島県)を結んでさらに北へと至る街道として敷設されました。幕府の管轄する街道は、この白河まで(奥州街道)。さらに北の地域や太平洋側・日本海側への各街道は、それぞれの街道の通る藩が管理しました。

幹線となる街道は、東北を縦断し本州最北端に至る奥州街道(白河以北・三厩(青森県)まで)、太平洋側を通る陸前浜街道、日本海側を通る羽州浜街道など。
また、東北の大藩であった会津と各地を結ぶ「会津五街道」などがあります。

 

旧街道の風情の残る道筋。峠越えと雪のシーズンには注意しましょう。

昔ながらの道筋の残る、風情のある街道の多い地域。景色を楽しみながら歩くことができます。

ただし、峠越えや交通手段のない場所を歩かなければならない区間も長いので、事前に計画を立てていきましょう。北東北や日本海側はもちろんですが、南東北でも標高の高い峠を越える場所は雪に注意が必要です。車の通らない旧道を歩く区間がある場合、冬場は雪で道が見えなくなることもあります。

また、鉄道から離れたり宿泊施設がなかったりする区間も長いので、事前に計画を立てて行きましょう。

東北の街道

奥州街道(白河以北) 【福島県・宮城県・岩手県・青森県】

【白河~三厩】 五街道のひとつ奥州街道の、白河以北の延長路。仙台道・松前道とも呼ばれ、福島県から宮城県、岩手県の内陸部を通って下北半島の付け根に至り、陸奥湾に沿って津軽半島を北上し北端の三厩に達します。三厩から北海道の松前へは航路があり、松前藩主の参勤交代や幕府の巡検使もこの道を通って渡航しました。

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